【 APPENDIX 1 】
OyaConv
キーレイアウト用表計算ワークシート
取扱説明書
OyaConv を使いやすくするためのフリーウエアです。
暫定版のフリーウエアですのでOyaConv動作保証・サポートの
対象外であることをご了承下さい。
この表計算ワークシートは、キーレイアウト設定ファイル O_Layout.txt の設定内容を作成するための非常に単純なワークシートです。
表計算上のセルに、コンバートしたい文字、番号(HID Usage ID)を入力すと、シート下部へ設定内容を自動的に作成していきます。
セルへの設定が終わったら、メモ帳等を使ってその設定内容を O_Layout.txt へコピー&ペーストし、OyaConv へ読み込ませます。
一番左側にある「説明」タブは、全体の説明が記述されているタブです。
その他のタブは、キーボードの種別ごとのワークシートが入っています。
今後対応するキーボード、配列が増えるたびに版数を上げる(バージョンアップ)していく予定です。
一枚のワークシートは、下図のように9つのブロックに別れています
それぞれのブロックのセル配置は、およそ実際のキーボードと同じ配置にしています。
・①~③(緑色枠)のブロックは、キーボード固有の情報です。この情報がベースになりますので、通常は書き換えません。
・④~⑧(水色枠)のブロックは、ユーザー様が定義出来るキー情報です。
罫線枠内のセルを自在に編集・設定出来ます。(留意点はこちら)
・一番下の縦長の水色枠ブロックが、レイアウト定義ファイル O_Layout.txt の内容です。④~⑧ のセルを変更すると自動的にこの部分のレイアウト定義が変更されます。60行(60キー)まで変更出来ます。
※この部分はコピー用です。セルの書き換えはしないで下さい。
ブロックに赤文字で ①~⑥ と振ってある番号は、キーレイアウト設定ファイル O_layout.txt の以下の番号に該当します。
O_Layout.txtをメモ帳等で直接編集する場合は、一行につき1キーずつ、この図のように定義します。
このワークシートを使った場合は、下図例のように、キーの位置を確認しながらながら設定していきます。下図の水色丸枠内が、上図例「A」キーの設定内容というだけの、非常に単純なワークシートです。
現在のところ、入力したセル内容の自動チェックなどは行っておりません。
セル入力に関する留意点は、メモ帳等で直接テキストファイルを書き換える場合と同様になります。全角文字、半角カナ文字が入っていないか、句読点を指定するためのカンマ( ,)の前後にダブルクォーテーション( ” )があるかどうかを念のためご確認下さい。
レイアウトを編集すると、C67からC126までの60セルにレイアウト定義データが自動的に作成されます。
キーボード最下段のExt は、拡張用のキー定義です。10キーまで拡張出来ますので、既に定義されているキーと同様に、HID Usage ID を持つ任意のキーを定義することが出来ます。テンキーを利用することも可能です。
HID Usage ID が不明の場合、HID Usage ID 確認モードをご使用下さい。
① SDカードを開き、O_Layout.txt があることを確認します。
② 現在の O_Layout.txt を別名でコピーし、バックアップファイルを作成しておきます。
③ メモ帳等で O_Layout.txt を開きます。
④ O_Layout.txt の内容を全て消去、空白にします。
⑤ ワークシートのレイアウト定義(C67からC126までの60行)を範囲選択し、コピーします。
⑥ コピーした内容全てを、O_Layout.txt へ ペーストします。
(O_Layout.txt の内容を全選択し、ペーストしてもOKです。新旧のテキスト内容が重複しないことだけ、ご注意下さい。)
⑦ 取扱説明書 詳細設定「レイアウト設定が終了したら」の手順に従って、SDカードの内容をOyaConv へ読み込ませます。