OyaConv
キーレイアウト用表計算ワークシート
取扱説明書
OyaConv を使いやすくするためのフリーウエアです。
暫定版のフリーウエアですのでOyaConv動作保証・サポートの
対象外であることをご了承下さい。
この表計算ワークシートは、キーレイアウト設定ファイル O_Layout.txt の設定内容を作成するための非常に単純なワークシートです。
表計算上のセルに、コンバートしたい文字、番号(HID Usage ID)を入力すと、シート下部へ設定内容を自動的に作成していきます。
セルへの設定が終わったら、メモ帳等を使ってその設定内容を O_Layout.txt へコピー&ペーストし、OyaConv へ読み込ませます。
ここで入力する文字は、すべて半角英数をお使いください。全角文字を使用することは出来ません。
一枚のワークシートは、下図のように8つのブロックに別れています
それぞれのブロックのセル配置は、およそ実際のキーボードと同じ配置にしています。
それぞれのブロックのキーには、キーを押した時にPC(タブレット)へ送られる、そのキーに対応した文字を指定します。
・最上段の「キートップ」表は、キーボード配列の目安にするための表です。
レイアウトデータには直接関係ありません。
・①(緑色枠)のブロックは、キーボード固有の情報です。この情報がベースになりますので、通常は書き換えません。
・②~③(水色枠)のブロックは、ユーザー様が定義出来るHID Usage ID番号です。16進数で指定します。(留意点はこちら)
・③~⑦(赤枠)のブロックは、ユーザー様が定義出来るキー情報です。半角英数文字として指定します。(留意点はこちら)
・一番下の縦長の水色枠ブロックが、レイアウト定義ファイル O_Layout.txt の内容です。
①~⑦ のセルを変更すると自動的にこの部分のレイアウト定義が変更されます。60行(60キー)まで変更出来ます。
※この部分はコピーしてO_Layout.txt へペーストするための部分です。セルの書き換えはしないで下さい。
①~⑦の番号は、キーレイアウト設定ファイル O_layout.txt の取扱説明書に記載された以下の番号に該当します。
上記水色枠は、 「A」キー(①04というID)を押した場合に、※1 OyaConv 親指ボタンOFF時 ・そのまま押せば「a」(②04というID)を出力し ・SHIFT を押しながら押せば「A」(③04というID)を出力 ※2 OyaConv 親指ボタンON時 ・そのまま押せば「④u(う)」という文字を出力 ・左親指シフトなら「⑤Wo(を)」という文字を出力 ・右親指シフトなら「⑥Vu(ヴ)」という文字を出力 ・SHIFT キーを押しながらなら「⑦A」という文字を出力 |
※1 ①で指定されたIDは、同じIDでもパソコン側の設定(JIS , US など)によって表示される文字が異なる場合があります。
※2 ③で指定されたIDは、2桁の数字の場合、すべてSHIFT キーを押しながら③のキーを押した時の出力になります。したがって、②と③は同じ04ですが、②はSHIFT が押されていませんので、小文字の a が出力され、③はSHIFT が押されていますので、大文字の A が出力されます。SHIFT , Alt , Ctrl キーを個別に指定したい場合は、3桁の数字で指定下さい。三桁目の数字がSHIFT , Alt , Ctrl キーの指定になります。
O_Layout.txtをメモ帳等で直接編集する場合は、一行につき1キーずつ、この図のように定義しますが、このワークシートを使った場合は、下図例のように、キーの位置を確認しながらながら設定していきます。
現在のところ、入力したセル内容の自動チェックなどは行っておりません。
セル入力に関する留意点は、メモ帳等で直接テキストファイルを書き換える場合と同様になります。全角文字、半角カナ文字が入っていないか、句読点を指定するためのカンマ( ,)の前後にダブルクォーテーション( ” )があるかどうかを念のためご確認下さい。
レイアウトを編集すると、D71からD130までの60セル(上図水色枠)にレイアウト定義データが自動的に作成されます。
キーボード最下段のExt は、拡張用のキー定義です。7キーまで拡張出来ますので、既に定義されているキーと同様に、HID Usage ID を持つ任意のキーを定義することが出来ます。テンキーを利用することも可能です。
HID Usage ID が不明の場合、HID Usage ID 確認モードをご使用下さい。
⑧のオプションキーブロックは、左右の親指シフトキー、日⇔英の切替キーを指定します。①~⑦同様 HID Usage に基づいて設定します。
① SDカードを開き、目的のチャンネルにO_Layout.txt があることを確認します。
② 現在の O_Layout.txt を別名でコピーし、バックアップファイルを作成しておきます。
③ メモ帳等で O_Layout.txt を開きます。
④ O_Layout.txt の内容を全て消去、空白にします。
⑤ ワークシートのレイアウト定義(D71からD126までの60行)を範囲選択し、コピーします。
⑥ コピーした内容全てを、O_Layout.txt へ ペーストします。
(O_Layout.txt の内容を全選択し、ペーストしてもOKです。新旧のテキスト内容が重複しないことだけ、ご注意下さい。)
⑦ 取扱説明書 詳細設定「レイアウト設定が終了したら」の手順に従って、SDカードの内容をOyaConv へ読み込ませます。